<収録曲>
1. Hit The Lights
2. The Four Horsemen
3. Motorbreath
4. Jump In The Fire
5. (Anesthesia)-Pulling Teeth
6. Whiplash
7. Phantom Lord
8. No Remorse
9. Seek & Destroy
10. Metal Militia
<ラインナップ>
James Hetfield / Vocals, Guitars
Lars Ulrich / Drums
Cliff Burton / Bass
Kirk Hammett / Guitars
<レビュー>
メタル界最強のモンスター・バンド、メタリカの1stアルバム。
1983年リリース。
本作がリリースされた時点でデイヴ・ムステインは既にメタリカをクビになっていますが、4曲にムステインの名前がクレジットされています。
空気を切り裂くようなジェイムズ・ヘットフィールドのヴォーカルとギターのリフ、疾走するラーズ・ウルリッヒのドラムが大きなインパクトを与える “Hit The Lights” で幕を開けます。ギターソロも速い。
“The Four Horsemen” は元々はムステインが作った曲ですが、メタリカのメンバーがムステインを解雇した後、歌詞を書き直すなどして本作に収録しました。MEGADETHでは “Mechanix” という曲名で1stアルバム「KILLING IS MY BUSINESS… AND BUSINESS IS GOOD!」に収録されています。
“Motorbreath” は比較的ストレートな疾走曲。
“Whiplash” はザクザクと高速で刻むリフが気持ちいいスラッシュ・チューン。中盤のインストパートも怒涛の勢い。
このアルバムの私的ベスト・チューンは “Phantom Lord” です。リフがとてもかっこいいスラッシュ・チューンでありながら、抒情的なインスト・パートもあり、展開のある曲構成が素晴らしいです。
“Metal Militia” はイントロから高速で刻みます。強烈なアグレッションです。
本作は荒々しさ、スピード、攻撃性においてはメタリカのアルバムの中でトップでしょう。
正にハンマーで頭をぶん殴られたかのような衝撃を受けるアルバムです。
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